料理をもっと早く始めればよかった。
基礎さえ教えてもらえば、後はちゃちゃっと何でも適当に雰囲気で作れるようになる。
自分は西洋料理から入ったけど、和食も何となく雰囲気でやってる。
お菓子とパンの基礎も習ったから、何となく蕎麦やうどん等の麺類もできる。
逆に基礎が無くて小手先でレシピばかり増やそうとしてもエンドレスな気がする。
料理を自分でやるようになってから、外食は研究対象になった。
美味しい物をその場限りの快楽で済ませず、自分なりに味覚や視覚で分析し、自分で再現する工夫をするようになった。
研究対象とならない、腹を膨らませるためだけの店にはあまり行かなくなった。
いちいち料理するのは大変っちゃあ大変だけど、美味しいものを作りたての熱々で食べたい要求にはかなわない。