今週のお題「名作」
先日、映画館でwim wenders監督、役所広司主演のperfect daysを見てきました。
都内のトイレの清掃員として、朝早くに目覚め、植物に水をやり、缶コーヒーを1本飲んで、お気に入りのカセットテープを聞きながら現場へと直行する。
仕事が終わると銭湯で汚れを落とし、いつもの定食屋で晩酌しながら夕飯をすます。
暗い部屋で本を読みながら、睡魔が来たらそのまま寝てしまう。
毎日毎日その繰り返し。
そのことについて彼はとても満ち足りている。
物語終盤までこの描写の繰り返しだったので途中で疲れてしまいましたが、後半30分位で主人公の心情に変化が現れる。
映画を最後まで見ましたが、結局その変化は微妙でとてもつかみにくく、スッキリはしませんでした。
映像は陰影が美しく、音楽は70~80年代のロックが中心。
先日見たばかりなのにもう見たい映画です。