不謹慎だとは思うけれども

以前パリの街に1週間ほど滞在したことがある。

それまでずっと東南アジア派だった私は、パリの街にすっかり魅せられてしまった。

パリに限らず、ヨーロッパの街は夜になるととても暗い。イタリアの街など、夜に到着すると宿探しが大変だ。東京やアジアの街みたいにネオンがギンギラギンに輝いていない。街にはアメリカ的な大型店は少なく、個人が小商いとして営んでいる商店やカフェ、レストランなどが並んでいる。

 

現在の東京は、緊急事態宣言下で、大型店舗を中心に営業が自粛され、止むを得ず営業を継続せざるを得ない個人店舗に買い物客の客足が戻っている。

明かりが減った東京の夜の街は暗く、ひっそりと静かだ。


夜は暗いものであり、さっさと家に帰って家族で一緒に晩御飯を食べ、しっかり眠るのがいいと個人的には思う。大型店は安くて便利だけれど、個人店舗のオーナーの個性たちが街を彩っているのだと思う。