今週のお題「盛り」
すべらない話とか聞いていると、話し手によっては「ほんまかいな、話盛ってるやろ」と思う時もあるけど、小籔や兵藤など、安定的に面白い人の話には特徴がある気がする。
漫談である以上、「落ち」の面白さには限界があるわけで、あとは落ちにたどり着くまでのディテールをいかに面白く語るかということなのかなと思う。
彼らの話を聞いていると、登場人物の服装や人間関係やらのバックグランドストーリーをフィクションでこしらえている部分もある。
でもそれはあくまで想像であって、嘘でも盛っているわけではない。
そういう視点で日々を生きていると、出会う人々の多くを珍キャラと見ることができる。
不謹慎ではあるかもしれないけれど、そのように想像しながら毎日を生きているとわりかし楽しい。