100円で消費される芸術

音楽でも小説でも、ブックオフに行けばたいてい100円で作品を楽しむことができる。
まるで100円マックみたいだ。
それはもはや芸術作品ではなく、ジャンクフードが単に腹を満たす物であるかのように、単なる暇潰しに成り下がっているのかもしれない。
そういう自分だって単なる大量消費者に成り下がってしまっている。
だから、財布の中は寂しいけれど、応援したいアーティストの作品には正当な対価を払おうとしている。