毎晩のレスリング

毎晩寝る前に一歳半の息子の歯を磨く。と言っても嫌がって磨かせてくれないので、彼の頭を自分の股の所に持ってきて、自分の両足を彼の両腕と両足にのせて動きを封じて磨く。
彼は一生懸命に抵抗する。腕は比較的おさえられるのだが、彼の両足はくせ者だ。私の片足を彼の両足を使ってよせようとしてくる。大人並みの物凄い力で負けてしまう。また体制を立て直して彼の両腕両足に私の両足をのせるが、すぐにほどかれてしまう。
しまいには自分の歯を磨かせないために舌で歯をブロックする。
毎晩のレスリングがスリリングだ。