自家製ハンバーガー

普段粗食である我が家だが、たまに私も妻も無性に肉にかぶりつきたくなる日がある。

ペラペラの肉ではなく、ステーキ的な肉汁したたる、「あー、肉を食った!」といった満足感が得られる厚みのある肉だ。

近くに美味しいハンバーガー屋があるのだが、外出自粛が求められているし、そこはテイクアウトもやっていないため、自分でハンバーガーを作ることにした。

たっぷりの牛挽肉に塩を振って揉み込んで焼き、こんがりトーストした食パンにレタス、トマト、チーズをのせて肉を挟み、ケチャップとマスタードをたっぷりかけて思い切り頬張った。

最高に満足な食事だった。

食事後は、私も妻も獲物を仕留めた後の獣のように、口の周りいっぱいに肉汁とケチャップの赤とマスタードの黄色にまみれていた。

 

いつも思うのだが、アメリカのカップルは初デートでハンバーガーは食べないのだろうか?肉汁たっぷりのハンバーガーをきれいに食べるのは難しい。