深夜特急

沢木耕太郎深夜特急は私のバイブルで、この本のせいでバックパッカーになった。
若い頃は、彼が歩いたアジアの街を辿る旅をした。その頃はヨーロッパ的な先進国には全く興味が無かった。
だから、物語の後半、ヨーロッパ編は読んだようでいてほとんど印象に残っていなかった。
でも今改めて読み直してみると、ヨーロッパ編が心地良い。
エネルギー溢れるアジア編やインド編が苦しく感じられる。
人は歳をとるにつれて変わるものだ。
コロナが終わったら家族でゆっくりイタリアやフランスを旅してみたい。