正解の無い読書会

大学受験の現代文の小説でよく出題される設問、この時の主人公の心情は?とか、この描写で作者が伝えたかったことは?とか、作者の本当の意図を確認もせずに正解が設定される。
仮に作者の意図と読書の理解が合っていなかったとしても、読書がその小説から得られるものが大きいのであれば、正解なんてどうだっていいのではないかとずっと思ってきた。

そんな人それぞれの捉え方を共有する読書会を開催したい。

非日常を求める

美味しい店が流行るとも限らないし、流行っている店が必ずしも美味しいとは限らない。
人が外食に求めるものにおいて、味だけではなく、時間や空間の心地良さの割合が高くなっている。
人によるだろうが。

頑張らない生き方

頑張らない生き方の方が上手くいくといった類いの自己啓発本がよくあるが、胡散臭いなと思っていた。

でも最近は本当にその通りだと思うようになった。

例えば、私は内向的な性格だ。
初対面の多数の人と話す必要がある場所に行くと疲れる。
自分を外向的な人間だと装って、無理にアドレナリンを出そうとするからだ。
本来の性質と違うことをしようとしても長くは続かない。
力を抜いて楽にやろう。
別に内向的なことが悪いことではない。
力を抜いてマイペースにやっていれば、波長の合う人と楽にやれるだろうし。

無理に自分を変えようとしない。
社会から押し付けられたあるべき自分像に当て嵌めようとしない。

思想の行き着く先

思想や思考は突き詰めるとやがて行き詰まり、体に変調をきたす。
そして人は自らが動物であることを再認識し、今更ながら食事や運動の重要性に気づく。

これまではマクロビとかヨガとか、胡散臭いと思ってたけど、結局最後は頭よりも体なのだ。

屋内にこもって勉強や仕事ばかりしていないで、お日様に当たって農作業をしたり、手間をかけて美味しい食事を作って食べることが大切。